高校を卒業すると地元を離れ、山口、東京、カナダ、札幌と転々とするのですが、そこはまた追々。
実家に帰ってくるとまず宮村でジンギスカンというのが定番のファミリーイベントとなり、家族との貴重なコミュニケーションと思い出づくりの場ともなっていました。
北海道にいた時にいろんなジンギスカン屋に行きましたが、食べれば食べるほど、どうしても大牟田のセロリで食べるジンギスカンが頭によぎってくるのです。
このジンギスカンをみんなにも食べてもらえたらきっと喜んでもらえる…
よし!自分がジンギスカン屋をやろう!と決め、
フレンチレストラン宮村のオーナーシェフ『宮村駿一マスター』に弟子入りをお願いし、料理とその歴史を教わることに…
唯一の弟子として受け入れていただいたのは、それまでのジンギスカンの食べっぷりを見ていただいていたからかもしれません。